【ドラえもん】ドラえもんの最終回 多数お話(非公式) - Kashiwasan.net
2009,09,19,(Sat) 00:27:48正確に言うと「アニメ」のカテゴリに入るのですが……w
今日はKashiwasanの好きな「ドラえもん」の最終回のお話をいたします。
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【1.電池切れ 偏】
のびたとドラえもんに別れの時が訪れます。それは、なんともあっさりと、、、。
のび太はいつものように、宿題をせずに学校で叱られたり、はたまたジャイアンにいじめられたり、時にはスネ夫の自慢話を聞かされたり、未来のお嫁さんであるはずのしずかちゃんが出来杉ととの約束を優先してしまう、などなどと、とまあ小学生にとってはそれが全ての世界であり、一番パターン化されてますがママに叱られたのかもしれません。
とにかくいつものように、あの雲が青い空に浮かんでいた、天気のいい日であることは間違いないことでしょう。そんないつもの風景で、ドラえもんが動かなくなっていた。
当然のび太にはその理由は分かりません。喋りかけたり、叩いたり、蹴ったりしっぽを引っ張ってみたりもしたでしょう。なんの反応も示さないドラえもんを見てのび太はだんだん不安になってしまいます。
付き合いも長く、そして固い友情で結ばれている彼ら、そしてのび太には動かなくなったドラえもんがどういう状態にあるのか、小学生ながらに理解するのです。
その晩、のび太は枕を濡らします。ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん。のび太は眠りにつくことが出来ませんでした。泣きつかれて、ただぼんやりしています。
無駄と分かりつついろんな事をしました。できうるすべてのことをやったのでしょう。それでもなんの反応も示さないドラえもん、泣くことをやめ何かしらの反応をただただ、黙って見続ける少年のび太。当然ですがポケットに手を入れてみたり、スペアポケットなんてのもありましたが動作しないのです。
そして何で今まで気がつかなかったのか、のび太は机の引き出し、そう、タイムマシンの存在に気がつくのです。
ろくすっぽ着替えずのび太はパジャマのまま、22世紀へとタイムマシンに乗り込みます。これですべてが解決するはずが、、、。
のび太はなんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。しかしのび太はドラミちゃんでもどうにもならない問題が発生していることに、この時点では気がついていませんでした。いえ、ドラミちゃんでさえ思いもしなかったことでしょう。
「ドラえもんが治る!」
のびたはうれしかったでしょう。
せかすのび太と状況を完全には把握できないドラミちゃんはとにもかくにも20世紀へしかしこの後に人生最大の落胆をすることになってしまうのです。
動かないお兄ちゃんを見て、ドラミちゃんはすぐにお兄ちゃんの故障の原因が分かりました。
正確には、故障ではなく電池切れでした。そして電池を交換する、その時ドラミちゃんはその問題に気がつきました。予備電源がない、、、。のび太にはなんのことか分かりません。
早く早くとせがむのび太にドラミちゃんは静かにのび太に伝えます。
『のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?』
当然、のび太には理解できません。
なんと、旧式ネコ型ロボットの耳には電池交換時の予備電源が内蔵されており、電池交換時にデータを保持しておく役割があったのです。
そして、そうです、ドラえもんには耳がない、、、。のび太もやっと理解しました。
そして、ドラえもんとの思い出が甦ってきました。初めてドラえもんにあった日、数々の未来道具、過去へ行ったり、未来に行ったり、恐竜を育てたり、海底で遊んだり、宇宙で戦争もしました。鏡の世界にも行きました。どれも映画になりそうなくらいの思い出です。
ある決断を迫られます、、、。ドラミちゃんは色々説明をしました。ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、電池を交換することでドラえもん自身はのび太との思い出が消えてしまうこと、今のままの状態ではデータは消えないこと。
ドラえもんの設計者は、設計者の意向で明かされていない(超重要極秘事項)ので連絡して助けてもらうことは不可能であるという、これはとっても不思議で特異な規約でありました。
ただ、修理および改造は自由であることもこの規約に記されていました。のび太、人生最大の決断をします。のび太はドラミちゃんにお礼をいいます。
そして
「ドラえもんはこのままでいい」
と一言告げるのです。ドラミちゃんは後ろ髪ひかれる想いですが、何も言わずにタイムマシンに乗り去っていきました。のび太、小学6年生の秋でした。
あれから数年ご、、、。のび太の何か大きく謎めいた魅力、そしてとても力強い意思、どこか寂しげな目、眼鏡をさわるしぐさ、黄色のシャツと紺色の短パン、しずかちゃんが惚れるのに時間は要りませんでした。
外国留学から帰国した青年のび太は、最先端の技術を持つ企業に就職し、そしてまた、めでたくしずかちゃんと結婚しました。
そして、それはそれはとても暖かな家庭を築いていきました。
ドラミちゃんが去ってから、のび太はドラえもんは未来に帰ったとみんなに告げていました。そしていつしか、だれもどらえもんのことは口にしなくなっていました。
しかし、のび太の家の押入には「どらえもん」が眠っています。あの時のまま、、、。のび太は技術者として今、「どらえもん」の前にいるのです。
小学生の頃、成績が悪かったのび太ですが、彼なりに必死に勉強しました。そして、中学、高校、大学と進学し、かつ確実に力をつけていきました。企業でも順調に、ある程度の成功をもしました。
そしてもっと権威のある大学に招かれるチャンスがあり、のび太はそれを見事にパスしていきます。
そうです、「ドラえもん」を治したい、その一心でした。
人間はある時、突然変わるものなのです。それがのび太にとっては「ドラえもんの電池切れだったのです」。
修理が可能であるならば、それが小学6年生ののび太の原動力となったようでした。
・・・・・自宅の研究室にて・・・・・
あれからどのくらいの時間が経ったのでしょう。しずかちゃんが研究室に呼ばれました。絶対に入ることを禁じていた研究室でした。
中にはいると夫であるのび太は微笑んでいました。そして机にあるそれを見て、静かちゃんは言いました。
『ドラちゃん、、、?』
のび太は言いました。
『しずか、こっちに来てごらん、今、ドラえもんのスイッチを入れるから』
頬をつたうひとすじの涙、、、。しずかちゃんは黙って、のび太の顔を見ています。
この瞬間のためにまさにこのためにのび太は技術者になったのでした。
なぜだか失敗の不安はありませんでした。こんなに落ちついているのが変だと思うくらいのび太は、静かに、静かに、そして丁寧に、何かを確認するようにスイッチを入れました。
ほんの少しの静寂の後、長い長い沈黙が繋がりました。
『のび太くん、宿題は済んだのかい?』
ドラえもんの設計者が謎であった理由が、明らかになった瞬間でもありました。
あの時と同じように、空には白い雲が浮かんでいました。
【2.成長期 編】
それに気がついたのは、小学5年の3学期ごろからだろうか?
そして、小学6年生にあがる頃には、のび太の身長がクラスの
みんなよりも大きいことに。「あれ、僕こんなに背が高かったかな?」
背だけではない、体格もがっちりして、少年というよりは・・・・
そう、のび太は成長期に入っているのだ。それも誰よりも早く。
ドラえもんもこの事実には気がついていた。でも気づかないふりをしていました。
その原因はタイムマシンにある。のび太は何度タイムトラベルをしたことだろう。
のび太は小学6年生になったばかり、でも実際には14歳の体を持っているのだ。
気がつけばあのジャイアンよりも背が高くなっている。体格もがっちりしている。
それに今朝、声まで変になっている。
「ドラえもん!僕なんだかおかしいよ」
ドラえもんはここずっと、このことについて考えていた。
そして答えはもう決まっていたのだ。
「別れの時が近いんだ」
でもそれをいつ?どうやってするか困惑していた。
ドラえもんは最初はイヤだった、こんな何もない昔に来るより、
セワシ君たちと未来で暮らしていたかった。
でものび太君と暮らしていくうちに、20世紀の世界で暮らすうちに、
のび太が、みんなが大好きになっていた。
この不便な世界、そして頼りないのび太と、出来ることならこのままずっといたい・・
そう考えるまでになっていた。
今日、のび太は誰にもいじめられなかった。
最近ずっといじめられることも少なくなっていたけど、
みんなののび太の見る目が変わっていた。
子供に紛れ込んでいる大人・・・・そんな印象がある。
「ドラえもん、今日、僕誰にもいじめられなかったんだ」
のび太自身思春期の中にいる。自我について考え出す頃だ。
「僕はもう少年じゃなくなったんだね」
「そうだよ・・のび太君はタイムマシンや亜空間で、たくさんの時間を過ごして、
実際には中学生ぐらいになっているはずだ。だから体はどんどん成長しているんだ」
のび太はずっと以前より自分の事について考えるようになっていた。
「お別れなんだ」
やっとドラえもんは言えることが出来た。
「なぜ?成長したから?ずっといればいいじゃないか!!」
「君はもう子供じゃないんだ。僕がいたら君はダメになる。
これからは自分で考え、自分で行動するようになる。
君のほうから僕を必要とはしなくなるんだ。」
「そんなことない!」
「いや、そうしなくちゃいけないんだよ」
今までどうり助けてばかりはいられない、もう保護の時代は終わったのだ。
のび太ももう思春期に入っている。ドラえもんの言わんとしていることは分っていた。
まだ少年の頃なら泣いて拒絶しただろう。でももう少年の時代は終わったのだ。
「また遊びに行ってもいいかな?」
ドラえもんはそうして欲しかった。
でも「ダメだよ、僕が帰ったらタイムマシンは引き揚げるから。
またいつか少年ののび太が遊びに来るだろう。その時は助けてやってよ」
のび太は笑ってうなずいた。
「いいかい、自分の未来は自分で切り開くんだ。そして、
君には僕と過ごした沢山の経験がある。
それは君の大切な宝物だよ。勉強よりもなによりも、きっと君の役に立つ。
自分の未来を信じるんだよ」
ドラえもんはそう行って未来へと帰っていた。
「のびちゃんって、いつのまにそんなにたくましくなったのかしら?」
ママの小言も少なくなっていた。ママも成長の早い我が子に戸惑っているのだ。
でもそれは自然の成り行きとして受けとめようとしていた。
少年の時代は去った、ドラえもんと共に。
【3.さようなら、みんなありがとう 編】
ドラえもん「のび太君。君は行かなきゃいけない。のび太君といっしょにいた日々わ
すれないよ。さようなら」
のび太「待ってドラえもん!どうしていっちゃうの?ねぇ。行かないでドラえもん。
頼むよ。いかない・・・・・・・」
のび太「あれ?ここはどこ?でも何故かすごく気持ちがいい。空を飛んでるみたい
だ。タケコプターで飛ぶような気持ちじゃない。もっとすがすがしい感
じ・・・・・」
のび太「あれ?僕の家にいる。ママ,パパ,ドラえもん,」
ママ,パパ,ドラえもん(泣いている)
のび太「どうして泣いているの?ドラえもん,遊ぼう。ママご飯,パパたばこは?」
ママ パパ ドラえもん「・・・・・・・・・・・・」
のび太「どうして返事をしてくれないの?もういいや。顔を洗ってこよう」
洗面所
のび太「あれ?僕の体が鏡にうつらない!なんで。」
のび太の頭はパニック状態になった。
ドラえもん「のび太君・・・・・」
のび太「ドラえもん!君の仕業でうつらないようにしてるんでしょ」
ドラえもん「違うんだ。前から言おうと思ってたんだけど,前もしもボックスで魔法
の世界にいっただろ」
のび太「うん。あっちで魔界軍が攻めてきて大変だったよね」
ドラえもん「あの時ぼくらのいた世界ではブラックホールが近づいていたんだ」
のび太「え!!でも今僕らがいるんだから何とかしてブラックホールを避けられたん
だね」
ドラえもん「実は・・・・・・・」
のび太「もったいぶるなよ。教えてよ」
ドラえもん「実はね,のび太君がいた世界ではブラックホールに吸い込まれて消滅し
てしまったんだ」
のび太「! じゃあなんでここに僕がいるの?????」
ドラえもん「のび太君は吸い込まれる前にもしもボックスで『もしもブラックホール
がなかったら』て叫んだんだ。だから生存することができた。でも君はもうわすれた
だろう」
のび太「じゃあいいじゃないか。なんでママとパパが泣いてるの?」
ドラえもん「未来の法律だとね。人間が死ぬことは避けられない。だから秘密道具で
死ぬことを回避することはできないんだ。ただのび太君はそれを見付けられるのが遅
れた。元々いた世界が
消滅してしまったから遅れたんだ。そのことが発覚して教えてもらったときは嘘だと
思ったんだ。でも本当だった。だからのび太君は昨日死んでしまったんだ。だか
ら・・・だから・・・」
のび太「嘘だ!!そんなの嘘だーーー!!!!」
のび太は走って家を出て行った。
ドラえもん「待って。のび太君」
のび太「死ぬことは避けられない。じゃあこの時間が終わるまでに友達の顔を見てお
こう」
のび太「ジャイアン。スネ夫。出来杉。みんな。」
みんな泣いていた。
のび太「よし。最後にしずかちゃんの家にいこう・・・・」
のび太「しずちゃんが泣いてる。しずちゃん。しずちゃん。しずちゃ
ん・・・・・・」
しずか「のび太・・さん?」
のびた「しずかちゃん!!僕の声が聞こえるの?」
しずか「のびたさんなのね!もう死んでしまったんじゃなかったの!」
のび太「もうすぐ僕はこの世界を離れなければならない。だから最後まで友達の顔を
見たかったんだ」
しずか「もうすぐいってしまうのね・・・・・でもよかった。最後にのび太さんに会
えて本当によかった!いままでありがとう」
のび太「しずかちゃん行く前に言っておきたい事があるんだ」
しずか「なあに?」
のび太「僕はしずかちゃんの事が・・・・・(あっ!待てよ。ここで僕が本当の事を
言ったらそのことを気にしてしずかちゃんが幸せに暮らせないかもしれない。そう
だ。しずかちゃんは別の人と結婚して幸せに暮らしてほしいんだ。だから,このこと
は最後まで言わない)」
しずか「どうしたの?」
のび太「なんでもない。幸せに暮らしてね。僕の事はわすれてもいいから幸せにくら
してね。元気でね。いままでありがとう。みんなにもみんなと会えて良かったと伝え
て さようなら。」
のび太はしずかの部屋を出て行く。
しずか「待って!」
しずかは部屋の外にでたが誰もいなかった。
しずか「のびたさん・・・・・・」
のび太「ドラえもん。覚悟はできたよ。もう悔いはない。いままで本当にありがと
う。君の事はわすれないよ。」
ドラえもん「のび太君。これを持って行って」
のび太「これは何?」
ドラえもん「君が生まれてから僕がやってくるまでや,思い出が全てこの中に入って
る。時々思い出してね。さようなら。僕も本当にありがとう」
のび太「さよなら。いつまでも忘れないからね。ドラえもんもわすれないでね。ママ
とパパにもいままでありがとうと伝えて。 さようならー・・・・・・」
ドラえもん「のび太君が言ってしまった。ごめんよ。ごめんよ。最後まで何もできな
いまま終わっちゃったよ。ごめんよごめんよ・・」
のび太「そんな事ない。君は最高の友達だよ。これが僕の最後の言葉。わすれないで
ね」
ドラえもん「のび太君―――」
(おぎゃー)
のび太「僕の生まれたところかな?」
(やあ。僕ドラえもん)
のび太「ドラえもんがきた所だ。ははは。きてから餅ばっかり食べて・・・・」
(のび太君。 宿題はやったの?)
のび太「はははお説教はいいよ」
のび太「いろんな思い出が会ったねドラえもん。忘れないよ・・・・・」
のび太の目から大粒の涙がこぼれた。
・・・END
いづれも泣けるお話だったと思います!
永遠の友情ですね……(T×T)
他にもいろいろ話があるので読んでみてはいかがでしょうか?
→ http://www.sm.rim.or.jp/~makoto/baku/baku_kandou/doraemonsaisyuukaimein.html
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